Friends Season 1 Episode 1 -The Pilot その5
エピソード概要
・ただのインターホンの音に、「ひどい音だから二度と押さないで」とわけのわからないことを言うチャンドラー
・ポールに興味津々で、本人目前に立ち並ぶみんなと、それに呆れるモニカ
・みんながポールの名前を叫びまくっているのに、敢えて「名前が聞き取れなくて」と茶化すチャンドラー
・まつ毛が抜けたことを不幸のサインと読み取る不思議キャラフィービー
→実はこのサイン、当たっていたことが後ほどわかる
・ロスの家具の組み立てを手伝うか聞かれ、「手伝えるなら手伝いたいんだけど、手伝いたくない」と、結局手伝いたくないフィービー
この辺のフィービーワールドも大好きです!
<使えるかもしれない英語>
Chandler: Ooh, this is a Dear Diary moment.
チャンドラー: あ〜日記に書かなきゃな。
直訳すると、「あぁ、これはDear Diaryの瞬間だ」ですね。
この、Dear Diaryって何ってところだと思うのですが、
英語圏では、日記の書き出しが、
Dear Diary
なんだそうです。可愛らしいですよね。
手紙で「Dear 〜〜」で、親愛なる〜〜さんへ、って意味になることは
日本でも習う気がしますが、
親愛なる日記さんへ、と言う書き出しなんでしょうかね。
と言うことで、この場面では、
「これは日記に書くべき瞬間だ」
と言う意味になり、意訳して
「日記に書かなきゃ」
としています。
いずれにせよ、チャンドラーがモニカを茶化してますね。
ちなみに、Dear Diaryのセリフは、
私の大好きな「ブリジットジョーンズの日記」でも
使われていますね。
私はもうこのDVDは何回観たか数え切れません。
一部のセリフは覚えちゃってますしね。
特に仕事なり恋愛なりで落ち込みまくった時、
なんども励ましてもらいました。オススメです。
【英語のスクリプト】
Monica: Okay, look, this is probably for the best, y'know? Independence. Taking control of your life.
Joey: (comforting her) And hey, you need anything, you can always come to Joey. Me and Chandler live across the hall. And he's away a lot.
Monica: Joey, stop hitting on her! It's her wedding day!
Joey: What, like there's a rule or something?
(The door buzzer sounds and Chandler gets it.)
Chandler: Please don't do that again, it's a horrible sound.
Paul: (over the intercom) It's, uh, it's Paul.
Monica: Buzz him in!
Joey: Who's Paul?
Ross: Paul the Wine Guy, Paul?
Monica: Maybe. Joey: Wait. Your 'not a real date' tonight is with Paul the Wine Guy?
Ross: He finally asked you out?
Monica: Yes!
Chandler: Ooh, this is a Dear Diary moment.
Monica: Rach, wait, I can cancel...
Rachel: Please, no, go, that'd be fine!
Monica: (to Ross) Are, are you okay? I mean, do you want me to stay?
Ross: (choked voice) That'd be good...
Monica: (horrified) Really?
Ross: (normal voice) No, go on! It's Paul the Wine Guy!
(There's a knock on the door and it's Paul.)
Monica: Hi, come in! Paul, this is.. (They are all lined up next to the door.)... everybody, everybody, this is Paul.
All: Hey! Paul! Hi! The Wine Guy! Hey!
Chandler: I'm sorry, I didn't catch your name. Paul, was it?
Monica: Okay, sit down. (Shows Paul in) Two seconds.
Phoebe: Ooh, I just pulled out four eyelashes. That can't be good.
Ross: So Rachel, what're you, uh... what're you up to tonight?
Rachel: Well, I was kinda supposed to be headed for Aruba on my honeymoon, so nothing!
Ross: Right, you're not even getting your honeymoon, God.. No, no, although, Aruba, this time of year... talk about your- (thinks) -big lizards... Anyway, if you don't feel like being alone tonight, Joey and Chandler are coming over to help me put together my new furniture.
Chandler: (deadpan) Yes, and we're very excited about it.
Rachel: Well actually thanks, but I think I'm just gonna hang out here tonight. It's been kinda a long day.
Ross: Okay, sure.
Joey: Hey Pheebs, you wanna help?
Phoebe: Oh, I wish I could, but I don't want to.
それでは以下、和訳
モニカ: 大丈夫よ、ね、こうするべきだったのよ、でしょ?自立だよ!自分の人生は自分でなんとかするの!
ジョーイ: (レイチェルを慰めて) ほら、何か必要だったら、いつでも僕のところにおいでよ。僕とチャンドラーは向かいに住んでるから。しかもチャンドラーはいないことが多いしね。
モニカ: ジョーイ、ナンパはやめなさいよ。今日は彼女の結婚式だったんだよ!
ジョーイ: なんだよ、ルールでもあるわけ?
(玄関のベルが鳴り、チャンドラーが応答する)
チャンドラー: お願いだから二度とそんなことしないで、ひどい音だよ
ポール: (インターホン越しに) ええッと、ポールだけど
モニカ: 家に入れてあげて!
ジョーイ: ポールって誰?
ロス: ワインのポール?あのポール?
モニカ: かもね
ジョーイ: 待てよ、ワインのポールなのに、今夜は「本当の」デートじゃないわけ?
ロス: ついに誘われたのか?
モニカ: そう!
チャンドラー: あ〜日記に書かなきゃな。
モニカ: レイチ、そうだ、私、断ってもいいんだよ。。。
レイチェル: やめてよ、行って、大丈夫だから!
モニカ: (ロスに向かって) お兄さんは大丈夫? 私が一緒にいた方が良い?
ロス: (つまり気味の声で) そうしてくれると嬉しい。。。
モニカ: (怯えながら) まじで?
ロス: (通常の声に戻って) んなわけないじゃん、行けよ、ワインのポールなんだろ?
(ドアがノックされる音がして、ポールが現れる)
モニカ: 入って。ポール、こちらが.. (全員ドアのそばに立ち並ぶ)... みんなよ、みんな、こちらがポール。
みんな: やぁ!ポール!ワインのポール!
チャンドラー: 申し訳ないけど、名前が聞き取れなくて。ポールで合ってる?
モニカ: はいはい、座って。 (ポールを部屋に入れる) すぐ準備するから。
フィービー: あぁ、まつ毛が4本抜けた。良くないことが起きるわ。
ロス: ところでレイチェル、今夜は、、今夜はどんな予定?
レイチェル: そうね、ハネムーンでアルバ島に向かっている予定だったから、何もないわ!
ロス: そうだね、ハネムーンにもいけないなんてね、いや、でもこの時期のアルバ島は、ほら、その、大きなトカゲがね。とにかく、今夜もし一人でいるのが嫌だったら、ジョーイとチャンドラーが僕の新しい家具の組み立てを手伝いに来てくれるんだけど。
チャンドラー: (無表情で皮肉っぽく) そうそう、めっちゃ楽しみ。
レイチェル: ありがとう、だけど今夜はここでゆっくりするわ。長い1日だったから。
ロス: そうかそうか、そうだよね。
ジョーイ: ねぇフィーブス、手伝いに来る?
フィービー: あぁ、手伝えればよかったんだけど、手伝いたくないから。